高校の最後の夏の予選5回戦で強豪東邦との試合、勝てばベスト8!
次の試合からナゴヤ球場でテレビ中継というとき、試合が始まってすぐの2回打席に入った僕にいきなりのデットボールそれも顔面直撃!
あたった瞬間顔の痛み以外には何が起こったのか分からず、
しゃがみこんでいると手に生暖かいものを感じてはいても痛くて見ることもできず、
そのまま医務室へ向かい球場のお医者さんに診てもらったら、
「早く病院で検査してもらわないと目が見えなくなっても知らないよ」とお医者さんにいわれた時には僕自身(あ~これで僕の最後の夏も終わったんだ)と思いあきらめかけていました。
その時、監督から「おれが責任取るから投げろ!」と言われ、僕も反射的に「はい!」と言ってしまいそこにいたお医者さんはあきれ顔でした。
ユニフォームは血で汚れてしまっていたので、ベンチにいたほかの選手のユニフォームを借りてマウンドに向かいはしたものの、右目がはれてみることができず、
かろうじて見える左目で見ようとしてもバッターが二重に見えキャッチャーのサインもほとんど見ることができず、しょうがないので審判の人がハンカチを使ってもいいよ!
と言ってくれてやっと右目をこじ開けるようにサインを見ることができ試合再開に!
その試合は勝つことができ、試合が終わって病院に行くとお医者さんも「眼球に傷がないし大丈夫でしょう!」と言ってくれてひと安心!
でも、顔の腫れはひどくなるばかり!寮に帰ってアイシングで冷やすしかなく、部屋でおとなしく冷やしていると、チームメイトも心配してくれて部屋に来ては
「工藤大丈夫か?」と心配してくれるチームメイトにみんないいやつだな~!
こいつらと一緒に甲子園に行きたい!
と思ったのも一瞬でみんなの目的はアイシングに使っている(氷)がほしかっただけ!
かわるがわる部屋に来ては氷を持っていきたくさんあった氷もあっという間になくなり顔を冷やす氷さえなくなってしまい、当時監督さんの奥さんが食事や選手の身の回りの世話をしてくれていたので買ってきてもらいやっと冷やすことができるようになったんです。
今でもその時のチームメイトとは交流があるのですが、いつも話が盛り上がるのは高校の時の話ばかりで、今年で26年!一年に一度はみんなで会って「迷球界!」なんて名前まで作って!そんなみんなも早40過ぎ、子供もいていいお父さんしているようです。
高校の思い出はたくさんあるのですが、正直今でも会って飲んだり食事したりするようなみんなと知り合うことができて、今では「いいやつらかも知れない?!」と思っています。
又機会があれば高校の時の思い出を書きたいと思います。